「釜石のぞみ病院」は、同一施設内に病院・クリニック・行政が同居するという、日本初の取り組みを実施し、全国各地から医療関係者が視察に訪れる。ここでは、病院とクリニックの緊密な連携が図られており、それぞれの強みを活かして、医療提供の新しいカタチを模索している最中だ。
釜石のぞみ病院では、内科医進化論を唱えるだけあって、一歩進んだスキルの習得が可能だ。
●在宅医療
今後の高齢者社会の到来に向けて、今最も注目を浴びる在宅診療。32%以上の高齢化率を誇る釜石市でも切実な問題となっている。在宅医療を行うために、すぐに受け入れられるベッドが確保されていることは重要なポイントだ。完璧な病院連携を実現しているこの場所では、その問題が全てクリアされている。全国を見てもこの環境は、ここにしかないのではなかろうか。
●メンタルケア
もともと精神科病院を母体に持っているため、精神科の研修はむしろ専門。系列の精神病院で本格的にメンタルケアを学べる環境は全国でも稀ではないだろうか。
そして「最良の医療提供には、医師のモチベーションを保つことが最大の秘訣である」と説く理事長の考えの下、ここでは働く医師のQOLが最大限に考慮されている。
●「勤務医=過酷な勤務」にメス
働くときは精一杯働く、休むときは思い切り休む、といったメリハリのきいたライフスタイルが待っている。
●明確な評価制度
専門医などの「資格」を優遇した明確な評価制度や、年次に捉われず、実力ある医師、自己成長を胸に、真摯に医療と向き合う医師をしっかり評価し、頑張る人は必ず報われる制度の構築を目指す。この理念に基づけば、医師免許取得10年目で年俸2500万もうなずける。
医師のQOL向上とスキルアップ。内科医が進化するその瞬間、日本の医療に一筋の希望の光が射す。心身癒診のマルチなドクター、それが「内科医進化論」